ルユハヴ?〜なんとかならない人生〜

『なんとかならない人生』なんてない。発見と、時々漫画を描いています。希望を持って今日も朝4時頑張ります!ご一読頂き、ありがとうございます!

【日記】女友達と元男・後編【鉄壁のビッチ③】

 

 

 

〜メイク〜

 

『うーん、だいぶ可愛くなったな。鏡見てみ』
『ぎゃ、これが本当に僕か?』

 

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本当だ、何もしないのと全然違う!

可愛い!!


アイメイク、チーク、唇紅、どれも初体験だ!

って当たり前だけど(汗)

 

 

『あとお前、その自分のこと僕って言うのやめた方がいいぞ。気持ち悪いから』


『ならなんて言えばいいの?わ、私・・・とか?』
『その方が無難だな、

 

あとはその絶望的ファッション・・・ダメだこいつ何とかしないと』
『え、そんなにやばいのこの服?!』

 

 

 

鉄壁のビッチ

 

 

〜お洒落〜

 

『って、しまむらなの?』


『ここは安くて可愛いのが多いからな!かく言うアタシもシマムラーだ!』
『まじで?!知らなかったんだけど?!』

 

・・・

 

試着室から出た。

猫河さんのコーディネートで身を包んだ僕は、まるで別人だった。

 

『え、これは自分でも可愛い・・・』
『良かったな。女に生まれて良かった?』
『うん!・・・いや私男だけど!』

 

『よし次は、最近出来たパンケーキのお店に連れてってやるよ』

『ほんと?!行きたい!』 


〜スイーツ〜

 

『待って、ふわふわのレベルが異次元なんだけど!』
『だろ、もはやパンケーキではない何かだぜ』


『こんな幸せな食べ物があったんだ・・・』

『よし、次は携帯アプリで写メ取ろうぜ』

 

 

〜盛り写メ〜


『わ、私ガラケーだからアプリ入らないんだ。』
『はぁ? 今どき嘘だろ?ならアタシが撮ってやるよ』

 

パシャ!

なんと言うことでしょう!

 

『劇的だ!・・・私達芸能人レベルの可愛さ!!』

『フフン、現代テクノロジーの凄さを思い知ったろ?

・・・女子に生まれて?』
『良かった!てか毎回やらすね、このくだり!』


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〜ナンパ〜


ナンパ『お姉さん達、歩くの上手だねー!』

サラ『え!歩くのに下手とかあります?!』

 

突然知らない男から話しかけられ
僕は立ち止まってしまった。

 

猫『アホ荒井、相手すんな。しょーもないナンパだ』

ナンパ『いやいや!ナンパじゃないナンパじゃない。俺は本気だよ!』

 

猫『うっせーんだよ。これ以上つきまとったら、お前のあらゆるSNSを大変な事にしてやるぞ?』ギロっ

 

ナンパ『えっ!?』
サラ『お兄さん逃げて!この人本当にそういう事出来る人だから!』

 

ナンパ男は逃げて行った。

 

『すごいよ猫河さん、人生初ナンパされた!』

『喜んでんじゃねーよ。あんなん街歩いてたらいくらでもあるから』

『そうなん?』

 

猫河さんはため息を吐きながら言った。
『お前。男には本当に気をつけた方がいいぞ。』

『大丈夫だよ、付いて行ったりしないからさ!』

僕だって元々は男だ。
そういうのは分かってる。

 

筈だ。

 

 


『そんじゃ、アタシ地下鉄だからここで』
『うん。今日は色々連れてってくれてありがとうね!相談にも乗って貰って、少し落ち着いたよ』


『おう。ちなみにアタシの元カレにオカルト的なのに詳しい奴いるから、色々訊いといてやるよ』
『本当?助かるよ』


『またなんか分かったら連絡するよ、じゃあな』

 

猫河さんを見送ってから、

帰りの電車に乗り、今日という日を振り返った。

 

お洒落にスイーツ、

猫河さんと廻ったお店は

凄く楽しかった。


でも、この生活は本来僕のモノじゃない。
僕の日常には、彼女がいてくれないと。


携帯を取り出した。
どう話せばいいか分からないけど、
彼女に連絡取ってみようと思った。

 

電話帳から彼女の名前を探す。
乃々城ミサト、ののじょう、の・・・

 

あれ?

 

はぁっ?

 

 

連絡先から、

 

 

彼女の名前がなくなってる・・・!!!

 

 

おかしい、さっきまで有ったのに?!
え?!

 

こればかりは私も動揺した。

何が起きている?!

 

電車が駅に到着した。

 

自宅より手前の駅だけど、
ドアが開くと同時に、私は電車から飛び出した。

確かめなければいけない!

 

 

第3カット 完

 

 

〜〜〜〜〜

 

久しぶりの更新になります。

 

あった筈の彼女の連絡先が、

消えてしまった私、荒井サラ。

さて、どうしてくれよう?

 

続きます。